管理職として働いていた頃、今振り返ると
「あのまま行っていたら危なかったな」と思う時期があります。
当時の私は、とにかく必死でした。
「自分が結果を出さないと回らない」という思い込み
管理職になってから、
頭の中にずっとあった考えがあります。
自分が結果を出さないと、会社が回らない。
誰かに言われたわけではありません。
でも、そう思い込んでいました。
責任ある立場になった以上、成果を出すのは当然。
それができなければ、自分の存在価値がなくなる。
そんな感覚で、仕事をしていた気がします。
体は、正直だった
気持ちでは
「まだ大丈夫」
「もっと頑張れる」
そう思っていても、体は嘘をつきませんでした。
- ストレスで暴飲暴食する
- 夜、布団に入っても眠れない
- 何もしていなくても疲れている
それでも私は、「責任感が強い人間だから仕方ない」と片付けていました。
ふと湧いた、違和感
あるとき、心に引っかかる出来事がありました。
自分は必死に利益をつくっているのに、
会社のトップはそのお金を湯水のように使っている。
その光景を見たとき、怒りというよりも、強い違和感を覚えました。
「自分は、何のためにここまで追い込んでいるんだろう」
責任を“背負いすぎていた”だけかもしれない
そこから少しずつ、考え方が変わっていきました。
自分は、自分の立場に対して
行き過ぎた責任感で生きにくくしているだけなのかもしれない。
本来、自分に求められていない部分まで、勝手に背負おうとしていた。
それに気づいたとき、少し肩の力が抜けました。
真面目な人ほど、勘違いしやすいこと
責任感が強い人ほど、こう思いがちです。
自分がやらないと、この場は回らない。
でも現実は、少し違います。
自分がいなくても、意外と会社は回っていく。
そして、会社は本来そうでなければいけない。
誰か一人が壊れたら止まる組織は、健全とは言えません。
責任感を、捨てなくていい
ここで誤解してほしくないのは、
「責任感を手放せ」
と言いたいわけではありません。
責任感は、あなたの強みです。
ただ、背負わなくていい責任まで一人で引き受けて、自分をすり減らす。
そこまでやる必要はない。
壊れる前に、考えてほしいこと
もし今、
- 自分が倒れたら終わると思っている
- 休むことに罪悪感がある
- 手を抜く=裏切りだと感じている
そんな状態なら、一度立ち止まって考えてほしいです。
それは、本当に自分に求められている責任なのか。
それとも、自分で勝手に背負い込んでいるだけなのか。
最後に
責任感が強い人は、弱い人ではありません。
むしろ、誰よりも周りを考えている人です。
だからこそ、壊れてしまう前に責任の範囲を見直してほしい。
このブログは、そんな人が自分を守る視点を
そっと取り戻す場所でありたいと思っています。
私も、まだ途中です。


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