誰よりも真面目で、
誰よりも頑張っている。
それなのに、なぜか結果だけが出ない。
そんな後輩がいました。
大人しくて、
コミュニケーションが得意そうでもなくて、
でも仕事には一生懸命。
正直、昔の自分と重なって見えていました。
頑張っているのに報われない人は、意外と多い
周りから見ると、
「もう少し頑張ればいいのに」
「もっと前向きにいけばいいのに」
そう思われがちです。
でも実際は、
もう十分すぎるほど頑張っている。
それでも結果に結びつかないとき、
一番つらいのは、
自分の努力そのものが否定されているように感じてしまうこと
だと思います。
かけたかった言葉と、飲み込んだ言葉
その後輩を見ていて、
本当はこう言いたかったです。
焦らなくていい。
真面目で、一生懸命というあなたの武器だけで、
この先きっと大丈夫。
でも同時に、言わないように意識していた言葉もあります。
- もっと頑張れ
- ポジティブに考えよう
- 気合いが足りない
こういう言葉は、真面目な人ほど、自分を追い込んでしまうからです。
自分の弱さを、先に差し出す
あるとき、私は後輩にこんな話をしました。
「自分も営業が苦手で、正直、全然うまくいかなかった。今でも苦手意識はあるよ」
かっこいい話でも、
励ましの言葉でもありません。
ただ、できない側だった自分の話です。
そのとき、後輩の表情が少しだけ柔らいだ気がしました。
正解を示すより、孤独を減らす
その瞬間に思いました。
人は「こうすればうまくいく」という正解よりも、
「自分だけじゃない」と思えることに救われることがある。
上司として何かを教えたわけではありません。
成長させたとも言えません。
ただ、一人で抱え込まなくていい、という空気を共有しただけです。
私が部下だった頃、してほしかったこと
振り返ると、自分が後輩だった頃に一番ありがたかったのは、
- ずっと応援してくれていたこと
- 可能性を疑わずにいてくれたこと
でした。
厳しい言葉よりも、
評価よりも、
「信じてくれている人がいる」
という感覚が、踏みとどまる理由になっていました。
うまくいかない人のそばにいる、という役割
私は、部下を導くタイプの上司ではありません。
でも、うまくいかない人の気持ちを分かろうとすることはできます。
不器用で、
成果が出るまで時間がかかって、
それでも続けてきたからです。
だからこそ、急かさない。
結論を出さない。
上から正解を渡さない。
そばにいることを選ぶ。
今、結果が出ていないあなたへ
もし今、
- 真面目にやっているのに評価されない
- 周りと比べて焦っている
- 自分だけ止まっている気がしている
そんな状態なら。
あなたに足りないのは、努力でも才能でもありません。
一緒に立ち止まってくれる誰か
かもしれません。
最後に
人を支えるというのは、何かを教えることだけじゃない。
信じること。
待つこと。
急かさないこと。
私はそうやって、誰かのそばにいたいと思っています。
このブログは、
そんな途中の関係性を残す場所です。
また、続きを書きます。


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