努力が報われない時間を、どう信じていたか

暗い部屋でデスクに向かい頭を抱えている男性 考え方

営業1年目の頃、正直に言うと「努力が報われる」という言葉を
ほとんど信じられなくなっていました。

毎日、夜中まで働く。
休日も出勤する。

それでも、契約は取れない。

結果だけを見れば、完全に“失敗している側”でした。


どれだけやっても、結果が出ない時間

一番きつかったのは、
自分より後に入った同期が、先に結果を出していくことでした。

自分は、誰よりも長く働いている。
誰よりも動いている。

それなのに、数字はついてこない。

「こんなにやっているのに」という気持ちと、
「まだ足りないんだろうな」という諦めが同時にありました。


頭の中に浮かんでいた、一番嫌な言葉

ある時から、こんな考えが頭を離れなくなりました。

そもそも営業に向いていないんじゃないか。
どれだけ頑張っても、ムダなんじゃないか。

努力そのものではなく、自分の適性を疑い始めた瞬間です。

これは、心が一番折れやすいタイミングだと思います。


「結果」から、意識的に目を逸らした

そこから、考え方を少しだけ変えました。

結果を見るのを、一度やめました。

もちろん、契約が取れない現実は変わりません。

でも、結果だけを見続けていると毎日が「失敗」で終わってしまう。

だから、見る対象を変えました。


プロセスだけを見るようにした

契約は取れなくても、

  • 昨日より電話で話せた
  • 言葉に詰まらなくなった
  • 断られても落ち込みすぎなくなった

そういう、自分にしか分からない変化に目を向けるようにしました。

他人から見れば、意味のない成長かもしれません。

でも、その小さな変化だけが、自分を前に進ませてくれました。


この世界は、短距離走じゃない

その頃、よく自分に言い聞かせていたことがあります。

この世界は短距離走じゃない。フルマラソンだ。

今は、スタートラインからかなり遅れているだけ。

それでも、毎日一歩ずつ進めば、ゴールには必ず近づく。

早く走れなくてもいい。
止まらなければいい。

そう思うことで、今日を乗り切っていました。


信じていたのは「成功」じゃなかった

今振り返って思うのは、当時の自分が信じていたのは成功ではありません。

「いつか報われる」という保証も正直なかった。

それでも、

この時間を逃げずに過ごした自分は、きっと後で、自分を裏切らない。

そう信じていました。


もし、あの時やめていたら

もしあの時、努力をやめていたら一番失っていたのは自分への自信だったと思います。

結果が出たからではなく、向き合い続けたという事実が後から効いてきました。


最後に

努力が報われない時間は、誰にでもあります。

その時間を「意味がなかった」と切り捨てるか、
「通過点だった」と捉えるかで、その後の人生はかなり変わります。

私は、結果を信じられなかったからこそ、
プロセスを信じるようにしました。

このブログは、そんな途中の時間を置いておく場所です。

私も、まだ途中です。


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